当コースで留学準備をされて、イギリスのロンドン芸術大学のLCCに留学、卒業後グラフィックデザイナーとして活躍する藤原さんが、この度スターバックスのwebsiteで紹介されました。
http://mhm-starbucks.jp/houseblend/
グラフィックデザインのお仕事の他に、和菓子のデザインも手がける藤原さん。 ご自身でデザインされた和菓子とコーヒーの組み合わせもとても涼やかで美味しそうです。
藤原さんは2012年頃、社会人としてお仕事を続けながら週末に留学コースに通われていました。お仕事と語学勉強と作品制作を平行して行う事は容易ではなかったと思いますが、教室ではいつもアクティブに制作していたことを思い出します。 London college of communication のBA Graphic Media Communication に合格。LCC在学中からデザイナーとしてのお仕事をスタートされ、現在も国内外で活躍されています。
動画はこちら
藤原さんの益々のご活躍お祈りしています。
本日はフィンランドのアールト大学(Aalto Art University)のMA Visual Communication Designに通うバビさんが来校し、アールト大学の英語で入学できるコースについて主に紹介して頂きました。
実はバビさんもフィンランドの方ではなく、留学生との事で、英語であれば留学生も入学しやすいですね。
日本でもデザイン、ファインアートの分野でも北欧は人気です。生徒もとても興味を持って話しを聞いているようでした。
バビさん、お忙しい中貴重なお話をありがとうございました。
当コースOBでカルアーツ(California Institute of the Arts) の学生である石田くんが、彼の受験時代の経験やカルアーツの一年で学んだことを活かしたワークショップをしてくれました。
午前中はレクチャーや生徒同士でペアになったり教室内を描いたり、いろいろな表現を体験し、午後はヌードモデルさんを描きました。
石田くんのデモンストレーションも素晴らしかったですが、みんなのドローイングもいつもと違った表現になり、とても新鮮でした!
帰国中の忙しい中、ワークショップをしてくれてありがとう!
☆石田くんがカルアーツ1年生で制作したショートフィルム『Cycle』が カルアーツのPreducer Showに選ばれました。
https://vimeo.com/198996455?from=outro-embed
この日はカルアーツ便りでお馴染み、昨年はピクサーでインターンをされ、現在もCalifornia Institute of Artsに通う鳥海さんのパラパラアニメーション・ワークショップを、アニメーション志望の生徒を対象に行いました。
始めに鳥海さんが制作したアニメーションや制作話を聞かせていただき、その後、ウォークサイクルという、人(キャラクター)が歩く動作を描くポイントを教えてもらいました。
自分が描いた絵を動かすという体験に皆さん熱心に取り組んでいました。
鳥海さんは今年の夏もピクサーでインターンシップをされる予定との事で、夏休みもすぐにアメリカに戻るそう。。短い日本滞在の中、本当にありがとうござました。
留学コースOG&OBで現在カルアーツに通う3名が来校し、生徒と座談会を開きました。
現在カルアーツのキャラクターデザイン科に通う日本人全て(3名)が当コースで学びました。一筋縄ではいかないカルアーツ受験、それぞれどのような努力を経て合格に結びついたか、カルアーツでのこと、当コースのOG&OBとしていつも後輩にいろいろなアドバイスをしてくれたり、旬な情報を届けてくれることは本当にありがたいことです。
滞在期間にはそれぞれ講師としてもまた来てもらう予定ですので、お楽しみに。
新年度、最初のグループワークを行いました!
留学コースには現在6名講師がいますが、そのうちの1人がイギリス出身のサム・ストッカー先生です。
最近は国内外の多くのアートイベントに出展したり、レジデンスを行うなど精力的に活動しているアーティストです。そんなサム先生に今回行ってもらうのは、『Protection』をテーマにした立体制作のワークショップ
海外では頻繁に行われるグループディスカッションなどを行いながら、作品を作っていくワークショップ。留学コースでは2、3ヶ月に1度定期的に行われます。
まずは宿題で生徒各自が準備してきたムードボードを発表するところから授業は始まります。
そこからマインドマップを作成していき、みんながどんな事を調べたのか、興味を持ったのかなどをビジュアル化していきます。
当コースは月謝制なので毎月新入生がいますが、初回はまずみんなの様子を見ながら進めてもらい、2回目以降は宿題もトライしてもらっています。
この日は制作の場を学校の前にある公園に拡げ、大変興味深い作品ができあがりました。
すみません、なんと作品写真がない…という失態。また次回のワークショップです!
トップページにも書きましたが、留学コースは、2017.4月より同学校法人高澤学園の創形美術学校にコース移管しました!!!!!
…とは言え、去年(2016年6月から)から教室の引っ越しは済ませていたので、授業は滞りなく3月までと同じ教室で開講しています。むしろ引っ越しの時の方が大変でしたぁーーー>_<;
では、何が4月から変わるかと言うと、同じ学校法人高澤学園内とは言え、創形美術学校に属するコースになりましたので、一緒に働くスタッフさんや皆さんが申込み手続きをする窓口などが大きく変わりました。
すいどーばた美術学院は予備校、創形美術学校は専門学校。留学コースは…役割は予備校的です。変わらず月謝ですし。
ですが、より日本の皆さんが世界に羽ばたく応援をするべく!いろいろな自由度の高い(であろう…)創形美術学校で、これからも頑張って参りますよ〜!!!!!
創形美術学校の魅力は講師ブログで紹介するとして、これだけは言いたい!
創形美術学校は池袋駅から約5分!より近く、便利ですーーーーー!アクセス / お問い合わせ
一番近い池袋駅地下道の出口からは1分くらいで着きます。雨の日、日差しの強い日、寒い日…便利。。。
所属は変わりましたが、2002年にすいどーばた美術学院で産声を上げたこのコース、これからも姉妹校として、すいどーばた美術学院とはしっかりと連携を組んで行きますよ!
今後ともよろしくお願いします。
これに伴い、ホームページアドレスが変わりました。
本日はイギリスのボンマス芸術大学(Art University Bournemouth)のトム先生が来校し、学校紹介とインタビューをしてくださいました。
ボンマスには当コース出身の生徒も多く通っています。
今回はアニメーション科の先生、ということで、当コースに通うアニメーション志望の生徒はたくさん質問をしていたようです。
まだポートフォリオの準備が整わない、来年の入学を目指す生徒も作品を見てもらい、アドバイスをもらっていました。
トム先生、留学生担当の千寿さん、留学フェアなどイベントでお忙しい中、ありがとうございました!
本日はイギリスのBath Spa University の教員であるTim先生が来校し、インタビューを行いました。
普段通学している学校内で行われるインタビューは生徒も少し落ち着いて臨む事ができるようです。また、作品を運ぶ必要がないのも良いところですね。今回はマネキンに自作の服を着させた状態で作品を発表している生徒もいました。
Bath Spa大学は講師の戸沢も昨年キャンパスを見てきましたが、世界遺産にも登録されている美しい古都と広々としたキャンパス、比較的学生数が少なめなので、ワークショップの行き来も盛んで、教員と生徒の関係が近いようです。
その中でもファッション科は街の中心にアトリエを構え、まるで本物のサロンのようだな、と印象的でした。詳しくはこちら
Tim先生、お忙しい中ありがとうございました。
冬休みの一時帰国で忙しい中、再び鳥海さんが留学コースに講師として来てくれましたよ〜!!
今回は24日(土)は主にアニメーション志望の生徒の作品指導、特にこの時期は受験〆切間近な生徒が何人もいるので、最終アドバイスを受けて、時間が許す限り制作を続ける…というところです。
25日は無理を言って『ストーリーボード・ワークショップ』をしてもらいました。この日はどの専攻の生徒も参加しました。…なぜならストーリーボードっていろんな要素がいっぱい詰まっているんです!
構図の勉強にはもちろん、いつも何気なく見ている映画の登場人物の動きなどがいかに考えて作られているか、なんて事もすこーし分かって、これから映画を見る楽しみが増えるような、そんなレクチャーを行ってくれました。
生徒はお題に沿ってストーリーボードを作成し、1人ずつピッチングまで行いました。
授業後には鳥海さんを囲んでカルアーツでのお話、ピクサーでのインターンシップのお話、今まさに始まっている就職活動のお話なんかもしてくださいました。
留学コースは月謝制なので、今月から入学した生徒も数名おり、9月に聞き逃した方も今回お話聞けて良かったですね。
カルアーツに合格したときのスケッチブックやカルアーツ1年生の時に作ったポートフォリオなどは留学コースに置いていってくれているので、留学コース受講生のみなさんはいつでも見られますよ!
今年カルアーツのキャラクター・アニメーション科に合格した留学コースの元生徒、Iくんに夏の間、講師として留学コースに来てもらう事になりました!!
Iくんは憧れのカルアーツに入学するために一生懸命努力し、描いたドローイングは数えきれない程…
そんな彼が話してくれる受験エピソードは、これからアニメーションで受験を目指す生徒にはとても身近で、参考になるお話ばかりでした。
早速アニメーション志望の生徒の作品を見て、それぞれの良さや伸ばした方が良いところなど、アドバイスしてもらいました。
ドローイングをする時に彼が注意している事なども教えてくれ、みんな興味深く話を聞いていました。
カルアーツ入学のために渡米するまでの間、何度か来てくれる事になったので、とても楽しみです。
すいどーばた美術学院にUCA芸術大学の担当者を招いてインタビュー(入学審査)とワークショップをして頂きました。
インタビューでは1人30分ずつポートフォリオやスケッチブックなどを見せて、意見やアドバイスをもらいました。
今回来日されたのは昨年の春にも来て頂いたInternational Foundation in Art and Design (IFAD)とGraduate Diploma の担当のHannah先生と留学担当のアラーナさん。
インタビューの後には留学コースの生徒にファッション・イラストレーションのワークショップをしてくださいました!
Hannah先生、アラーナさん、お忙しい中ありがとうございました!
鳥海先生が再び留学コースに帰ってきました!
今回は滞在期間も短い一時帰国の中、26、27日の2日間指導にきてくれました。
26日(土)はアニメーション志望の生徒向けにパラパラ漫画的な2Dアニメーションのレクチャーをしてくれて、今回は旗(フラッグ)を風になびかせる、というなかなか自分ではやらなそうなチョイスでした。…私も始めは難しそうだなぁと思ってみていたのですが、布が風にはためく動きにはコツがある!と、的確なレクチャーで、みなさん躍動感ある旗の動きを描く事に成功していました。うん、これは応用が利きそう!
流石アニメーションを日々描いている鳥海さんのチョイスだな、と感心しました^^
さて、27日(日)はアニメーション志望の生徒だけでなく、留学コースの生徒みんなにキャラクターデザインのワークショップをしてもらいました。
絵を描くのが好きな人は日頃から自分で描いているキャラクター、というかクセのようなものがあると思いますが、今回はいつもと違うキャラクターを産み出せるよう、単純な形に置き換えてキャラクター作りをしました。
『有名なキャラクターはシルエットだけでも誰だか分かる』いろいろなキャラクターの紹介もしてくれて確かにその通り!
しかも△はちょっと悪いキャラであったり◯だと優しかったり性格までも表してしまうという!それらのミックスもあったり、こんなに◯△□でいろいろな事が表せてしまうなんて改めてびっくりしました。
キャラクターを描き慣れていない生徒も、手を動かしていくうちに思いがけないキャラクターを発掘したりして、そこから性格を考えたり、他のキャラクターも考えたらそれらのストーリーが浮かんできたりして、かなり楽しんで取り組んでいるようでした。
授業後、鳥海先生にカルアーツの2年目に入っての1ターム目にどんな授業を受けたのか、どんな作品を作っているのかなどお話しして頂きました。
すでに2年生のファイナルで作るフィルムの内容も決めて取りかかっているようで、その貴重な制作途中の資料もお見せ頂きました!2年生はカラーでさらに難易度も上がりそう…しかし、キャラクターの動きも難しそうな物に果敢にチャレンジしている姿には本当に勉強熱心で頭が下がる思いでした。
そして1年生のファイナルの『KOISHI』のコンセプトボードを含む、カルアーツのポートフォリオデーで提出した鳥海さんのポートフォリオを、なんと留学コースの資料として所蔵させていただきました!
こちらは留学コースの受講生は閲覧可能ですので、見たい人は講師に声をかけてくださいね。
また次回来ていただくのを楽しみにしています!
↓下の写真をクリックすると拡大してご覧になれます。
昨年に引き続き、イギリスはBath(バース)よりBath Spa Univercity, Bath School of Art & DesignのTim先生がすいどーばた美術学院に来校してくださいました。
今回は学校案内と希望者へのポートフォリオ指導に加え、テキスタイルワークショップも開催と豪華三本立ての内容です!
テキスタイルデザインにとって基本のうちのひとつ、織り(weaving)。複数の糸を使ったり、なんだか複雑そう……特別な道具が必要なのでは?といった印象があるかもしれませんが、今回のTim先生のワークショップで使用したのはなんと、短冊状にカットした色紙2色とマスキングテープのみ!たったこれだけで、実に様々なパターンを織る事ができるんだそうです。
紙の並べ方や色の組み合わせ、短冊のサイズを変えることにより、その種類はほぼ無限大。たとえ同じ織り方でも、全く印象の違うパターンが出来上がってきたりして、講師陣もワクワクしながら制作風景を見守っていました。
また、出来上がったパターンをくるくる回して違う角度から見てみたり、トリミングしてみたりすることで、予想もつかなかったパターンのインスピレーションを得ることができる、とも教えてくださいました。
初めはおそるおそる作業をしていた生徒達も、やがて自分たちの手で編み出されていくパターンの数々に、いつの間にか夢中になっていった様子でした。
もちろんファッション分野志望の生徒たちだけでなく、様々な分野を目指す生徒達にとっても、アイデアのヒントをどのようにして生みだすか、という大切な事を学べる充実したワークショップとなりました。
自宅でも簡単にできるこのパターン制作、ぜひ今後の作品作りにも生かしてくださいね!Tim先生、どうもありがとうございました。
イギリスの UCA芸大 (University for the Creative Arts) 教員、 Katherine Boxall先生と留学生窓口のアラーナさんが来校し、インタビューとワークショップを開催しました。
まずは希望者にインタビューをしていただきました。
この日は5名の生徒がポートフォリオを見てもらいましたが、キャサリン先生は生徒のやりたい事を聞きながら、丁寧に作品を見て、それぞれの専攻によって、その生徒がやりたい事をできるコースを勧めてくれました。
そして5名は無事オファー(合格)をもらう事ができました!
その後のワークショップでは、キャサリン先生の専門である、ファッション・マネージメント&マーケティングについてお話してくれました。
世の中のトレンドがどのように生み出されるのか、どのようにコントロールするのか、提案するのか、というお話はとても興味深かったです。
そしてその関連した内容で、ファッション、その他のトレンドをテーマを決めてリサーチをしてコラージュして提案する
“トレンドボード”のワークショップをしてくださいました。
リサーチ、と言っても今回は特に事前の予告はなかったため、テーマについては各自好きな物を選び、雑誌などから気になる写真などを切り取っていきました。
いつもテーマについて考える事はしている生徒ですが、『トレンド』と言われていまいちピンと来ない生徒も…
キャサリン先生はそれぞれの生徒に話しかけ、相談に乗りながら進めてくれたので、生徒もだんだんといつものペースを取り戻してきました。
3時間程度という短い時間でしたが、皆さん大健闘!
それぞれのテーマを必ず文字で入れるという条件があったのですが、そのテーマをイメージさせるかなり力強い作品になりました。これは特にデザイン志望の生徒はどんどんやるべきだな、と思いました。
講評会では生徒に前へ出て作品のプレゼンをしてもらいましたが、ここでも英語が得意な方も苦手な方も一生懸命英語でプレゼンしました。
ワークショップ後、キャサリン先生と話す機会があったのですが、留学コースの生徒の作品の完成度と堂々とプレゼンをする姿に本当に驚いた!と話していました。
『イギリスの生徒でもこんなに堂々とプレゼンしないわ』と言われ、私たちがこのコースで日々やっている事はまちがっていなかったのだなぁ…とちょっと感動してしまいました。
日頃から無理難題(…ではないですが)いろいろな課題に食らいついてくるみんなの努力が確実に実っていると確信しましたよ。
最後にみんなでパチり。キャサリン先生素晴らしいワークショップをありがとうございました!!
この後、アラーナさんにUCA芸大について案内してもらいました。
ロンドンから少し離れていますが、伝統のある2校が合併してできた大学ですので、設備も整っています。落ち着いた環境で制作するにはとても良い学校だと思います。ぜひホームページをご覧になってみてください。
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今年もゴールドスミス校教員によるワークショップを開催する事ができました!本日はロンドン大学ゴールドスミス校の教員である、ローラ・ポッター先生をお迎えして、ワークショップをしていただきました。
ワークショップの前には希望者に面談をしてくださり、専門のデザイン科志望の生徒だけでなく、ファインアート志望の生徒にも丁寧にアドバイスをしてくれました。
印象的だったのが『2〜3年後を想像して、どんな事をやっていたいか?どんな自分でいたいか?』という問いかけです。今どの学校を選ぶか、という事は未来につながっている、という事を再確認させられるような、ハッとさせられる言葉でした。そして、その生徒にとって、ゴールドスミスが最適な場なのかを一緒に考えてくれるような真摯さも感じました。生徒によっては『あなたのやりたい事は他の○○大学の方が適していると思う』など、ざっくばらんにアドバイスくださる場面もありました。
その後、ゴールドスミス校についても紹介してもらいました。
ゴールドスミスはロンドン大学に1904年から所属しており、ファイン・アート、デザインの他にもシアター、パフォーマンスなど、多くのコースがあります。
中でも、デザイン・コースでは、グラフィック、プロダクトデザインなどを入学の時点で分けるのではなく、入学後にいろいろなデザインの分野を勉強できる仕組みが特徴的です。
また、ファイン・アートでは入学時から学生を一人のアーティストとして扱い、よりプロフェッショナルな意識で学べる環境を用意しているようです。『何を考えるか』完成作品のみならず制作過程をとても大切にしている学校だという印象を受けました。
近年できたインターナショナル・ファンデーションコースもデザインとファインアートに分かれています。
ローラ先生はデザイン科の先生ですが、今回はどの専攻の生徒にも共通して大事な”ドローイング”のワークショップをしてくれました。
生徒はペアになってお互いを描き合うのですが、何通りもの描き方をその都度、時間を計って指示されます。
『こんな感じかな…』と恐る恐る始めていた生徒も、初めて見るような自分の引いた線に、驚きながらとても楽しんで取り組んでいました。
その後休憩を挟んで、ペアではなく、それぞれのテーブルに3つくらい身近なものを用意して、描いていきました。
最後は2つモチーフを選んで、それらがトランスフォームしていくようなドローイングを描きました。
ここが今日一番のポイントかな。自由に描く事に慣れた線で、想像力を働かせてモチーフを組み合わせて描いていく…
さすが、しっかりと最後はドローイングからデザインのお話に繋げてお話してくれました。
ローラ先生、とても興味深いドローイングのワークショップをありがとうございました!みなさん、今日のドローイングで出てきた線、忘れないでくださいね!
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5月から留学コースで講師をしてくれているカルアーツの学生、鳥海先生のアニメーション・ワークショップを開催しました。
まずはカルアーツ(カルフォルニア芸術大学)の授業内容や学生生活についてお話ししていただきました。
そしてアニメーション制作のお話へ…
カルアーツのProducer's Showに選ばれた『KOISHI』の制作過程を詳しく資料を見せながら話してくださり、どのようにあのアニメーションができていったのかがとても分かりやすかったです。
背景の描き方や、動きの付け方。特に動きをつける時に自分で校内を駆け回って、それを動画に撮り、あーでもない、こーでもないと試行錯誤している様子が印象的でした。
カルアーツ校内では至る所で生徒が動きをつけるために不審な動きをしているそうですよ…(笑)
カルアーツ便りでもアニメーション制作について書いていたと思うので詳しくは書きませんが、学校の特徴として、1学年に1作、1人でアニメーションを作るそうで、この90秒の作品を作るために3ヶ月半かかったそうです。
その他にも音楽を担当してもらう作曲科の学生を探したり、他の学生の作品に声優として参加したり、1人で作るとは言え、学校内で協力し合って作り上げていく雰囲気が、過酷な制作の中でも、とても楽しそうに感じました。
さながらN◯Kの“プロフェッショナル”を見ているかのような贅沢な時間でした〜
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さて、今回のワークショップは、参加者28名全員で一つのアニメーション作品を作り上げる、というもの。
事前に鳥海先生が用意してくれた200枚以上( ! )の位置決めをした紙を生徒に配り、それぞれ7〜9枚の絵を描いていきます。
テーマは『子どもの宇宙』
まずはいつものようにアイデア出しをしながらどんな絵柄にしていくか考えます。
いわゆるキャラクターなどではなく自由な表現をしましょう、ということで、画材もいろいろなものを使うよう指導していきました。…絵の具、クレヨン、コラージュなどなど。
新しい生徒もいたので、始めはどうしたらいいのか悩んでいる方も多かったのですが、先生のアドバイスを受けて、徐々に集中して制作に取り組んでいました。
昼休みを挟んで、だいたい14:30くらいに制作終了。作品を回収し…ここからが大変!すべて写真を撮っていきます。
7月の鳥海先生のワークショップに続き、今回も映像のお仕事をされている糸井さんに協力をしていただきました。
それから留学コースOBのAくんにも手伝ってもらい、とにかくひたすら200枚以上の作品をずらさないように撮っていきました。
…糸井さんとAくんに撮影&編集を任せている間、鳥海先生への質問タイムに。
カルアーツ便りを読んでいる方は記憶にあるかもしれませが、ポートフォリオデーで見せたポートフォリの現物や『KOISHI』で使った背景の原画を間近に見たりしながら直接質問ができる、とても貴重な機会。
これはどうやって描いたのか、など具体的なアニメーションの事はもちろん、寮での苦労話、笑い話など、鳥海先生は丁寧に質問に答えてくれていましたね。
無事編集が終わり、完成した作品をみんなで鑑賞しました!
おおおおおー感動(涙)
みんなが描いた絵が繋がり、音楽に乗って動いています。
こちらの載せているものは、権利の問題から音が無いバージョンなのですが、実際には音楽に合わせてとてもカラフルにそれぞれの『子どもの宇宙』が繋がっていき、感動しました。
鳥海先生、そしてボランティアで本当にたくさん手伝ってくれた糸井さん、素晴らしいワークショップをありがとうございました!
書き忘れるところでしたが、オープニングシーンは糸井さんと生徒のWくんで前日に作ってくれました。ありがとう!
…という事は29名、いや鳥海先生も入れて30名ですね!
鳥海先生はまた9月からカルアーツに戻りますが、次回帰国される時を楽しみに待っています!!
↓こちらが『子どもの宇宙』音無しバージョンです。ご覧ください。
5月から留学コースの講師として指導に加わってくれている鳥海先生のアニメーション・ワークショップ、今回は日芸映画学科卒で映像のお仕事をされている糸井さんの協力を得ての開催となりました!
まず、お2人で名作映画のシーンを選び、シーンの狙いなどを解説しながら、映像に置ける基本的なルールやアングルによる効果など、いろいろなレクチャーをしてくれました。
今回のワークショップの課題は、『2人一組で、こちらの用意した映画のシーンの続きをストーリーボードで描く』というものでした。
続きといっても、『この後こういう展開になります、そのシーンを描いてください』と指示があったので、ストーリーは決まっているものをどういったコマ割り、アングルで描くかを考える、という課題です。
前半にレクチャーを受けていたので、どのペアもしっかりと相談して、狙いのはっきりとしたストーリーボードになりました。
用意された映画も、『サイコ』のような歴史的な名作から『千と千尋の神隠し』などのアニメーション映画まで全くタイプの違う5作からそれぞれ選んだので、参加した生徒は映画に引き込まれるように楽しそうに制作していましたね。
最後に各ペアでストーリーボードの狙いをプレゼンしてもらいましたが、同じ内容を描いていてもそれぞれ違ったアングルや狙いを持っていてとても面白かったです。生徒も楽しんでいましたね。
今回のレクチャーで、今後映画や映像作品を見る時の視点が少し変わったのではないかな、と思うと本当に良いきっかけを作ってくれたレクチャーだと思います。私も今後映画を見る時にまた違った見方ができるのではないかと楽しみになりました。
…余談ですが、今回のワークショップのことは鳥海さんの帰国後すぐにお願いしたのですが、なんと忙しい中、1ヶ月以上もかけて、このワークショップの準備をしてくれていました。
私(講師・戸沢)は2人がこのレクチャーをするにあたって何もないところから相談して、『シーンの続きを想像してもらおう』と課題を決めてから、たくさんの映画をサンプルに挙げて、こういった効果を出している分かりやすいシーンの例はないか、と毎日のように議論を交わしているところを見てきました。資料をまとめるのに徹夜も続いたとか…
鳥海さんと糸井さんには感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。
映画が好きで良く映画を見ていても、いざ、こういう効果を出しているシーンを例に挙げろと言われるとなかなか具体的なシーンは出てこないものです。2人の勤勉さに頭が下がる思いと、このレクチャーを作り上げた事はきっと鳥海さん、糸井さんにとっても良い経験になった事と信じています。
本当に2人の努力に感謝!素晴らしいワークショップをありがとうございました!!
*鳥海先生の『カルアーツ便り』でもこのワークショップについてのお話が更新されています。そちらもぜひご覧ください。
今日はアニメーションで世界的に有名な、アメリカのカルフォルニア芸術大学(California Institute of the Arts)通称カルアーツのキャラクターアニメーション科に通う、留学コース出身のTさんこと、鳥海さんに来校してもらい、現地のお話をいろいろ伺いしました!
このホームページのカルアーツ便りを読んでいる方は彼女の現地での様子をなんとなーく知っていると思いますが、先月まで1年生の総決算とでも言いましょうか、Film作りで大忙しだったのですよね。
そしてそのFilmがなんとProducer's Showに選ばれたのです!1年生からはたったの6人しか選ばれなかったそうで、本当におめでとうございます。
そのFilm『KOISHI』についてもいろいろ聞いたのですが、今日はなんと、そのFilmの音楽を担当したO氏も来てくれました!
『どのように』『どの段階で』音楽の相談をしていったのか、など、なかなか聞けないお話を二人から聞く事ができて、とても興味深かったです。
O氏は3人の作品の音楽を担当したそうで、そのうち鳥海さんを含め2人がShowに選ばれたとか!今後のO氏の音楽活動も気になりますね。
カルアーツ便りを読んだ方はご存知だと思いますが、ポートフォリオDAYの時のポートフォリオも持って来てくれましたよ。Filmの『KOISHI』案のほかにも、まだ見ぬ作品のアイデアが詰まっていてワクワクしました。
その他にもカルアーツでの1週間の時間割を聞いたり…いろいろ質問させていただきました^^
さてさてその鳥海さんですが、カルアーツが夏休みの間、留学コースの講師として指導に加わってくれる事になりました!! うーん、これは貴重な機会ですね。私も一緒に指導するのが楽しみです^^
特に彼女のライフドローイング(人体など)は私もファンですから、どばたのクロッキー会にも一緒に出てくれるとの事!楽しみ!!受講生は絶対出るべし!!!ですね。
今日は鳥海さん、Oさん、貴重なお話をありがとうございました。
本日は第32回目の特別授業、昨年夏にもワークショップをしていただいた、留学コース出身で昨年UCA芸術大学のBAファッション・テキスタイルを卒業し、現在イギリスの名門大学院、RCA(Royal College of Art)のMAテキスタイルに通う権瓶さんにお越しいただき、第2回スケッチブック・ワークショップをしてもらいました!
(前回の様子もこちらのイベントレポートに載せていますので、遡ってご覧ください)
まずは権瓶さん自身のスケッチブックをスクリーンに写し出し紹介してもらいました。
RCA受験時に提出したスケッチブックや現在まさに取り組んでいるものなどの貴重な画像を見ながら、スケッチブックのポイントを説明してくれたのですが、制作のきっかけになったアイデアの資料からどのように自分が考え、手を動かし、自分の作品になったのかがとてもわかりやすくたどられています。
また、普段の制作時と受験などで提出を求められている時に作るスケッチブックでは気をつけるポイントに違いがある事なども話してくれました。
スケッチブックは実物も持ってきて、見せてくれましたよ。
さて、実際に行なったワークショップですが、今回は事前にアーティスト・リサーチの宿題を出しており、用意してきたアーティストの作品から自分なりにスケッチブックにイメージを描き出していくというという内容です。
留学した生徒によく『アーティストを知らなくて恥ずかしい思いをしている』と聞きます。
日本では大学にはいる前にアーティストを調べる習慣が身に付くような環境がない、ということでしょうか?
個人差はもちろんありますが、確かに美術館やギャラリー、または雑誌などで面白いと思う作品を見てもそのままにしてしまう事が多いかもしれません。
海外ではこのスケッチブックに描き留める、という事をかなり早い段階で教えられ、授業で先生に見せなくてはいけないわけですから、イヤでも身に付く、という事なのでしょうかね。おそらくしっかり作品画像を貼ったり、作品について考える事で、記憶にも留めやすいのかもしれませんね。
権瓶さん自身もそういった体験があるようで、留学コースの生徒には、ぜひ早くからこういった習慣を身につけて欲しいという気持ちで今回のワークショップの提案がありました。
参加した生徒は始めは戸惑っていたものの、イメージの元としてアーティストの作品を使う事で、普段自分の中からは出て来ないようなアイデアや表現方法にもチャレンジできていました。
最後には一人一人自分の調べたアーティスト、気になった点、どう展開したか、など発表してもらいました。
みなさん1日取り組んでみて、こんなにいろいろな発展の仕方をするのだなと、とても興味深かったです。
権瓶さん曰く、アーティストを調べる中で、自分がやろうと思っていたアイデアに近い作品を見つける事もあるそうです。そんな時はその作品について調べた上で、既にやってあるアイデアとして知っておく事が盗作!防止にもなるそうです。デザインの世界では特に似た作品を作ってしまって訴えられる事もありますから、そういった意味でも多くの作品を知っておく事は本当に大事なのですね。
権瓶さん、一時帰国の忙しい中、今回もとっても為になるワークショップをありがとうございました!
☆生徒のスケッチブックから
↓下の写真をクリックすると拡大してご覧になれます。
さて、今日はもう1人留学コースの出身生が来てくれました!
OさんはUCA芸術大学のインターナショナル・ファウンデーションコース(IFAD)で1年学んだ後、帰国され現在は日本で就職されています。
Oさんと連絡を取ったところ、ファンデーションコース時のスケッチブックを持ってきてくれる、というので是非!とお願いしました。
権瓶さんのMAでのスケッチブックと比べて、Oさんのファウンデーションコースでのものはとにかく多岐に渡ったリサーチという感じでした。
ファウンデーションコースでの1年に学んだ事、研修旅行でオランダに行った事などいろいろとお話を聞きました。そのオランダの研修旅行でのスケッチブックも見せてくれました。
そのスケッチブックの使い方が目からウロコ。事前にページにランダムに色をつけたり汚したりして現地に持っていき、その場でどのページに描くかを決めた、とのこと。
なんとなく1ページ目から順を追って使いたくなる日本人気質?(笑)を取っ払うにはとてもいい方法だな、と思いました。
Oさんのスケッチブックはとても内容が濃く、彼女が1年間にどれだけの作品に触れ、考える機会があったのかを物語っていました。
Oさん、今日は素晴らしいスケッチブックを見せてくれてありがとうございました!!
すいどーばた美術学院にUCA芸術大学の担当者を招いてインタビュー(入学審査)を行ないました。
1人30分ずつポートフォリオやスケッチブックなどを見せて、意見やアドバイスをもらいました。
今回来日されたのはInternational Foundation in Art and Design (IFAD)とGraduate Diploma の担当のHannah先生と留学担当のアラーナさん。
実はHannah先生は当コース出身の生徒がIFADで教わっていた事があるそうで、事前にその子にお話を聞いていたのですが『とても親身に教えてくれる良い先生』と言っていたので、お会いするのがとても楽しみでした。会ってみて実際にインタビューをしている様子を隣で見ていましたが、とても的確な質問をしていて、こちらも勉強になりました。どばたでのインタビューだけでなく、留学フェアを通して印象に残ったのは「影響を受けた、好きなアーティストを1人だけ挙げてください」という質問。普通の質問のようなのですが、意外と返答に詰まる方が多かったです。アーティストリサーチは日本人の弱いところの一つだと思います。
インタビューを受けた生徒はみなさんオファーをもらうことができましたね。おめでとうございます!
Hannah先生、アラーナさん、お忙しい中ありがとうございました!
ブリティッシュ・カウンシルで行なわれた、ファルマス大学のポートフォリオ・ワークショップに行ってきました!
グラフィック・デザイン科のBryan Clark先生がファルマス大学の特徴やポートフォリオで求められる事など、とても為になるポイントをお話してくれました。
このワークショップでは、大学の入学審査で提出するポートフォリオだけでなく、就職時に見せるポートフォリオのポイントまで、様々なレベルで求められるポートフォリオのお話をしてくださり、とても勉強になりました。
印象に残ったお話は、ポートフォリオをどう構成するかが非常に大事な事で、最初の数十秒がその人(作品)に興味を持つかどうか大きな決め手になるとおっしゃっていました。
今回伺ったお話は、留学コースの授業にも活かしていきたいと思います。貴重なお話をありがとうございました。
以前から一度すいどーばたに来て、生徒にカナダ留学のお話をしてあげてください、とお願いしていたのですが、ついに今回来ていただきました!
North Island Collegeのコリーンさんとキャシーさん、Humber College のリンダさん、Surrey Schoolのショーンさんにお越しいただきました。
それぞれのカナダの教育のことや学校についてお話してくださり、今までカナダ留学のことをあまり知らなかった生徒も、いろいろ知ることで、自分の留学先を選ぶ上での選択肢が増えたのではないでしょうか?
また、Surrey Schoolのショーンさんはカナダの高校について説明してくださりました。留学コースのほとんどの生徒は大学進学を目指しているのですが、高校の短期留学もあるそうなので、対象年齢の方は…^^;
しかし、高校に3Dプリンターがあったり、撮影スタジオがあったり、とかなり設備が充実している印象でした。
今回のことを計画してくださったのは、いつもカナダ留学フェアでお世話になっている、WEST COASTの美和チュッカさん。カナダ留学のことなら美和さん!という感じで分からないことがあるといつも聞いてしまいます…^^; 日本支社もあるようなので、みなさんも日本語で気軽にお問い合わせしてみてくださいね。
最後にみんなでパチり。
美和さん、コリーンさん、キャシーさん、リンダさん、ショーンさん、ありがとうございました!!