当コース出身で、現在アメリカのカルフォルニア芸術大学の学生であり、このホームページでも『カルアーツ便り』を書いてくれている鳥海さんが…なんとピクサーの最新作、『リメンバー・ミー』の制作に関わられました!!
昨年、大学3年生の夏休み、ピクサーでの2回目のインターンシップの時に、私、講師戸沢はこっそりと(笑)「今回のインターンシップでは次回作に関わることができそうです」と聞いていました! そこから現地での公開は昨年秋でしたので、その頃には鳥海さんが制作した箇所が現地での予告編に使われたり、と大盛り上がりしていました(笑)
しかし、インターンでのことは基本的にお話できないのと、日本公開前だし…と言うことでこの興奮をいつみんなにお伝えして良いものか…とずっと書かずにいました。教室で留学コースの生徒には話していましたが^^
しかし本人からの承諾も得て、なんと映画のエンドロールでも名前が出ている!ということなので、これは是非みなさんにも名前を探して欲しいな、と思い、こちらに書かせて頂きました。
『カルアーツ便り』を楽しみにしてくれている方は多くいるようなので、これから観る方はもちろん既に観た方も、もう一度観て…探してみてくださいね。
この度、武蔵野美術大学の油絵研究室、特別講義に招いて頂き、当コースから戸沢と権瓶が海外美術留学についていろいろとお話しして参りました。
今回は卒業後の進路ということで、就職と留学についてのレクチャーでした。
まずはムサ美卒で現在フジテレビという大企業で働く卒業生が、就職についてプレゼンをし、これがとても面白く、大変な就職活動をどう攻略するか、というとても役に立つ内容でした。
さて、海外留学のプレゼンの番になり、まずは私、戸沢が海外留学全般について説明。主な欧米諸国の大学の仕組み、受験時期、受験形態など。。日本の美大受験を経験して現在海外留学準備サポートに携わる立場として、自分なりに感じる日本の海外の違いなどもお話ししました。
そしてイギリスに留学経験のある権瓶先生は実際の留学の体験談などを交え、ポートフォリオやスケッチブックについてお話ししました。
みなさん美大生という事で作品はたくさんあると思うのですが、同じ作品でもポートフォリオの作り方で評価が変わるという事をお伝えし、必要があれば留学コースに1ヶ月でも通ってみてください、とコースの紹介をさせていただきました。
当コースには初心者から美大卒の方までが通っています。月謝制だからこのようなバラエティーに富んだ生徒構成というのも実現できるのでしょうね。
後から油画科の先生に「生徒からとても好評だったよ」と言っていただき、留学を目指す方に少しでもお役に立てたなら嬉しいな、と胸を撫で下ろしました^^
イベントレポートでも書きましたが、海外美術留学準備コースがこの4月、すいどーばた美術学院から同学校法人高澤学園内の専門学校、創形美術学校へコース移管いたしました!!
留学コースは2002年にすいどーばた(通称どばた)で始まり、私(戸沢)は2006年にこのコースの前ボスに声をかけてもらい、2007年から講師として関わり出しました。
当時はまだ生徒数がとても少ないコースでした。。。講師3人に生徒5人…とか。そこから毎年少しずつ生徒を海外に送り出し、送り出した生徒が帰国時に戻ってきては海外の大学の話しを聞かせてくれる、そんな形でこのコースは成長してきました。
始めは美大留学経験のある講師はおらず、直接イギリスの大学関係者にどのようなポートフォリオを求められるのかを聞きながら生徒のポートフォリオアドバイスをしておりました。(当時はファウンデーションコースを目指す方の対策が殆どでした)
様々な志望校を目指し、実際に多くの国に生徒が留学して行く中で、留学コースにも海外の美大を卒業した留学経験のある講師が増えてきました。
現在では6名のレギュラー講師の内 3名がこのコースから留学、卒業し、それぞれの活動をしながら関わってくれています。他に日本の美大卒の講師が2名、イギリス人講師が1名、とバリエーションに富んだメンバーで、海外の美大受験の実技面でのサポートを行っています。
最近は海外の美大の先生がワークショップをしてくれる機会も増えてきましたね。
創形美術学校は池袋駅からも近く通いやすいと生徒からも好評です。また、目の前に公園があるのもドローイングをしたりワークショップを行ったりするのにとてもいい環境です。
これからも新天地で、美術留学をしたいみなさん応援をしていきますので、どうぞよろしくお願いします。